【時は鎌倉!】忘年会っていつからの文化なの?
忘年会の起源っていつなの?
チャオ
ふっきーです。
今年もこのイベントがやってきました。
サラリーマンが一喜一憂、年の瀬最後のビッグイベント。
忘年会です。
私の職場でも当然のように毎年開催されており、年を追うごとに人数が多くなってゆく戦いの中で成長するタイプの忘年会。そして当たり前のように太陽が昇るまで続く無限地獄。
人によっては楽しみの一つなので、私の個人的意見は割愛をしておきましょう。(地獄という文章を打ちながら)
一体誰がこんなことをやりだしたのだろう…そんな事を考える今日この頃
時は鎌倉まで遡る!忘年会の歴史
忘年会の起源は鎌倉時代(室町時代との説もあり)まで遡ります。もともとは皇族やありえんくらい高い身分の者たち限定で、開催したのが起源と言われているそうです。しかし、現代のように浴びるようにお酒を飲むわけでも、酔った勢いでナニかしら起こす事もなく、ただ俳句を読んだり和歌を楽しむ、どちらかというと儀式というか厳かなものだったようです。(歌を歌うというところはカラオケに通づるものがある…のか?)
その後、時はいっきに進み、現代のような「飲み会」という側面があらわれたのが江戸時代。ここでは鎌倉時代の時とは対照的に、身分の低い者たちが一年の鬱憤晴らしというかたちでお酒を飲んだり、ワイワイ騒いだりしていたそう。この時の身分の高い者(武士)は新年会など儀式系に勤しんでいました。
つまり江戸時代になってから「忘年会」「新年会」などが幅広く広まり出してきた時期でもありますね。ただ、「会」と呼べるものではなく、あくまでも「集まって飲む」程度だったため、恒例行事として定着していたかどうかは不明です。
その後、またしても時は進み明治時代。おそらくここで現代の「忘年会」が姿を保ってきたと言えるでしょう。労働者が賞与をもらい、その流れで「忘年会」が各地で開催されるようになりました。ちなみにこのあたりで「無礼講」といった言葉が次々と産まれたそうです。
あ、あと「無礼講」の本来の意味は上下関係なく親睦を深めましょうという意味なので、間違っても先輩にタメ口を聞いたり、上司の頭を引っ叩いたりしないように!
世界の忘年会事情
忘年会って私たちにとって馴染みの深い行事ですが、世界ではどうなんでしょうか?少しだけ紹介します。
・アメリカ ハッピーホリデー
アメリカでは日本の忘年会シーズンに、ホテルやレストランなどでカクテルパーティ等が開催されます。居酒屋かレストランかだけの違いなので、こちらは日本とあまり変わらないですね。
・台湾 尾毛(ぺーげ)
台湾でも日本同様に忘年会があります。ただ、日本の忘年会とひとつ違っているのが、会社の人間だけではなく、社員の家族まで参加する事。これが良いか悪いかはわかりませんが、宗教的な意味合いや台湾の方々の人間性などもあるのでしょうか。
出典
最後に
忘年会はやるたびに思いますが、本当に普段話さない人と交流が持てるので、その側面だけみれば非常に楽しいイベントだと思います。
ただ、忘年会にはその会社によって様々な姿をしています。
上層部だけが気持ちよくなる為の会、本当に無礼講で楽しめる会、仕事の延長線上じゃね?と疑問を感じてしまう会。
何はともあれ、みなさまが素敵な忘年会を過ごせるようお祈りしてます。
くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう!
今日はこのへんで
あでゅ中カラカラ〜
1クリックが励みになります!